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着色手順

アナログカラー/着色

色を塗る手順

鉛筆線のまま着色する場合は、必要ありませんが、ペン入れをする場合、「耐水性」のインクを使います。耐水性のインクを使っても、水でぬらすとにじんでしまうので、水で薄めます。2倍ちょっと薄めていますが、滲まなければ良いので試してみてから使ってください。。耐水性のペンなどを使ってもかまいません。


次に色を作ります。肌色がないので、色を混ぜて作ります。
水彩絵の具は「白」は使わないようにします。色が濁ってしまい、透明感を失ってしまいます。色を薄くしたい場合は、水で薄めて下さい。
カラーインクの場合も同じで、混ぜて色を作りましょう。カラーインクは、乾くと違う色になってしまったりするので、試し塗りが必要です!肌色は、オレンジを水で薄めたり、黄色とバーミリオンなどを混ぜたりして作ってみて下さい。
写真は水彩の古い画像になります。

まず、色を塗る前に、塗る場所に予め水を塗ります。まずは肌色にする場所から。
後で外に滲んでしまうので、水もはみ出さないように気をつけます。あまり多く水を乗せると上手く塗れませんので、適度に。少なすぎると着色前に乾いてしまいます。色をのせるまでに乾いてしまわない程度に塗って下さい。
画像は、筆に色が少し残っていたため薄っすらと色が付いてしまっていますが、とりあえず今水を塗った場所です。


やっと着色ですが、その前に左手にはティッシュを用意しておいてください。濃くなりすぎたり、はみ出たりした時に、素早くティッシュで拭き取るためです。
まず、濃い部分に適量のインク又は水彩絵の具をを付けた筆で色を置きます。すーっと色をのばしていきます。あまり水が多いと失敗しますので注意。暗いところは少し濃いめのインクや絵の具で塗ります。水塗りをしていれば、キレイに色がのびると思います。(画像は古いものになります)
スタイルにもよりますが、影の境目をくっきりさせるのであれば、乾いてから塗ります。


肌色が塗り終わりました。
「思ったより濃い!」と思ったら、塗ったところに水を塗り、ティッシュでふき取りましょう。色が薄くなります。同じ要領で他の場所も着色していきます。
注意点は、今塗った所が乾いてから他の色を塗ることです。乾かないうちに塗ってしまうと、色が滲んで混ざってしまいます。


薄い色から順に着色していきます。
髪の毛などは、にじみを利用して塗るのも面白いと思います。
あまりいじりすぎると汚くなりますので、あまり何度も塗り直そうとせず、乾いてからまた後で塗るようにした方が良いです。

ざっと塗り終わりました。
カラーインクは高い!と言う方は、透明水彩でも良い味がでると思います。予算に合わせて数色のみの購入でも、混ぜれば殆ど作り出せます。(学校では数色のみの利用で学びました)


仕上げにホワイト。
筆やGペンなどで入れていきます。今回は細い面相筆で入れました。
絵柄にあわせてお好みで。やってもやらなくても良い作業です。

スキャンしたら色がちょっと変わってしまいましたが、完成。
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