本文へスキップ

完成したキャラ絵の後ろに森の背景

背景

キャラの後ろに背景を描く

次は背景を描きます。

まず、ざっとこんな背景にしようかな…というイメージを描きます。
今回はファンタジーっぽく、狩をしている雰囲気の絵…のつもりなので、森の入り口?のような雰囲気にしてみようかなーと。
下描きみたいなものなので、こんなへなちょこ背景でも自分がわかればOKです。
人物レイヤーの下に新しいレイヤーを作って背景を描いていきます。
多分上で決めた背景だと、空なんかほとんど見えないだろうな…と思いつつ、空も一応描いてみます。
ざくざく塗ります。グラデなどで色付けもありですが、今回は適当にグラデーションっぽく塗ってみました。
ちなみに背景を描く時のブラシは、不透明度を少々下げてます。背景をどんなタッチにしたいかにもよりますが、やわらかめで描きたい場合にはこの方法で描いてみてください。
次に、ざっと雲の位置を決めて、自然な雲の形になるように重ね塗りしていきます。
背景は難しいですが、人物と違って重ね塗りで描いていくようにすると描きやすいです。
とにかく変だ!と思っても消してやり直すより、重ね塗り、手を加えて修正しながら塗り込んでいく事が成功への近道かなと思いますので、あきらめずに納得いくまで描き込んでみてください。
徐々に消したり、指先ツールで伸ばしたりしながら、質感を出していきます。
タッチにもよりますので、そこもまたお好みで…。
多分後々、木のせいで空は見えなくなるんだろうなと思っているので、少々手抜き気味で進めます・・・
空が描き終わったところで、とりあえず空は消しておいて木を描きます。
葉の部分も、先ほどの雲と同じように、大体の形を不透明度を下げたブラシでざっくり塗っていきます。自然な形を目指して塗っていきます。ムラがあっても気にしません。
ざっくり塗った状態から、木の陰になる部分、明るい部分を意識して着色していき、徐々に消しゴムで消しながら葉の形を意識して削っていきます。焦らず、徐々に形になっていけばいいので、重ね塗りをする感じで全体を確認しながらバランスを見て描いていってください。
画像では写っていますが、人物は非表示にしておいてOKです。時々表示させてバランスを見ながら描いて下さい。


葉の部分をちゃんと細かく描くと、木の葉っぽくなります。拡大して消しゴムツールで消したりしながら形を整えていきます。


そんな作業を繰り返して、木々が描きあがりました。
それほど塗りこんでいませんが、とりあえず今回の背景は薄っすらそこにあればいいかな…というイメージなのでこのぐらいにしておきます。もっとしっかりがっちりが希望な人は、さらに描き込みしてください。


色合いを好みで少々変更(赤っぽく)し、キャラが引き立つようにキャラの周りに白枠をつけて覆い焼きにしました。この場合、キャラのレイヤーで背景を選択、近似色を選択で手の間などの隙間も選択、選択範囲の反転で人物選択、選択範囲の拡張で好きな幅を選択し、キャラの下にレイヤーを作って白で塗りつぶしするとキャラの淵ができます。(スタイルでやっても良いです)それをぼかしたり描画スタイルの変更などでお好み設定に。
その他木になる部分も、手を加えたり、ハイライトを追加したり、色の変更もパーツごとに「色相・彩度」や「カラーバランス」で調整したり、ぼかしを入れたり、効果を入れたり好みで修正していきます。


いろいろやり過ぎてしまいましたが、とりあえず完成。でもなんだか気に入らないので下に2枚目。


角度変更&アップにしてみました。あとハイライトも追加。


バナースペース